授業方針
アーク進学研究会では、講師が一方的に教えるのではなく、受験生の興味を喚起するような授業に心がけ、自発的に取り組める環境を整備するよう努めています。
小学生のうちは、とかく塾にすべてを頼るような受け身の体制になりやすいのですが、自ら考え、自ら行動できる自立した受験生を育てることを考えています。
予習を前提とした授業を行うため、家庭での学習習慣を定着させることが不可欠です。
時間の限られた塾内でやれることには多くはないので、家庭でいかに時間をかけて学習するかが、実力がつくかつかないか、合格できるかできないかを左右すると言っても過言ではありません。
1週間で1つの単元を終わらせる、という週単位の学習を基本とします。
応用問題や難問を避けて、基本問題や類題の演習を繰り返し徹底的に行い、基礎を定着させることを第一の目標とします。
また、理解度に個人差があるため、学力不足の受験生に対しては適宜、課題を与えたり、補講を行ったりして、弱点となる分野をなくなるように心がけています。
入試における重点分野を徹底的に総復習します。
既成のやり方にとらわれず、近年の入試問題の傾向に対応できるような、効果的かつ効率的な学習を行います。
9月以降は入試問題演習を定期的に行い、受験生それぞれに即した弱点分野の補強と、受験生それぞれの志望校に合わせた指導を行います。
学力を充実させるには、自宅での学習習慣を確立することが前提となります。いくら塾で時間と費用をかけて教わっても、自宅で復習と次回の予習を怠っていては、知識や思考力は身につきません。
アーク進学研究会では、本人と話し合ったり、保護者との連絡をとったりすることで、自らの力で勉強ができるように指導しています。
次に必要なのは、塾の授業をしっかり理解することです。授業に集中し、ノートをきちんととって、家に帰ったあと、復習のための勉強や宿題をこなすための「種子」にするのです。私たちは、一人一人が理解しているかを、授業を進めながら常にチェックをしています。
基礎的な知識や解法を身につけるには、反復練習が有効です。しかし、単純に量をこなせばそれでいいというわけではありません。数種の問題を少しずつ、多くの回数解くようにした方が効果的です。そのため、アーク進学研究会では、今まで学習した範囲から確認テストを行い、基礎の定着具合をみています。
本人は理解したつもりになっているだけで、実はわかっていなかった、ということがあります。習ったことを理解するだけでは、実は不十分なのです。
一つの答えを出すとき、「なぜそのような答えになるのか」を考え、その答えに至るまでの思考過程を自分の言葉で説明できて、初めてわかったことになるのです。
アーク進学研究会では、単に答えを合わせるのではなく、どのようにして答えを導き出したかも、答えさせるようにしています。
私たちは、内申対策として、定期試験前の約10日間、平常授業を一旦ストップし、5教科を中心とした試験対策を行っています。
内申は、都立高校入試でも私立高校入試でも、大きな位置を占めています。
都立高校入試は、推薦選抜でも学力選抜でも内申がからんできます。また、私立高校の単願推薦や併願推薦に内申を利用します。
そのときの内申は、中学3年生の12月に決定されますが、その直前の11月に行われる定期試験だけがよくても、内申が飛躍的に上がることはほとんどありません。1年生からの積み上げの結果、と言っても過言ではありません。